ミヤカグはナチュラルなオーダー家具の工場ですが、昔は高級婚礼ダンスを製造し、全国に卸していた工場です。
時代の移り変わりとともに、もうタンスを量産することをやめてから20年くらいたちますが、いまだに、つい先日までこのトラックでお客様のもとへ様々な家具を配送しておりました。
昔は、寿トラックは出戻らないようにバックしてはいけない、とまで言われていたのですが、今では寿トラックなんてほとんど見ることもなくなり、うちのトラックもバックしまくりです。
そんな寿トラックと、とうとうお別れすることになりました。
さよなら 寿トラック。
今までさんざん 「ダサい」 って言ってばかにしてごめんなさい。
いざ、手放すとなると寂しくって、ミヤカグスタッフ全員で囲んで記念撮影しました。
ドナドナの気分でみんなで見送って数日後、きれいな新しい幌に生まれ変わって帰ってきました。
このデザインは、ショールームの壁に描いてあるデザインと統一しました。
この線画は7年前、ショールームの外壁を白に塗り替えた時、
塗装業者さんに、「足場外すのちょっとだけ待ってください!!」とお願いして、足場を残してもらい
自社でデザインした絵を、自社のスタッフが足場に登って自力で描いた思い入れのあるデザインです。
本当にうまく描けるかドキドキしながら、高くて怖いよー言いながら交代で登って描きました。
それ以来、ミヤカグのイメージロゴとして印刷物やHPなど様々な場所でつかってきました。
自分がデザインしたものがこうしていろいろなところで使われてるなんてとてもうれしいです。
また、こうしてトラックのホロに印刷され、みなさまのお宅へ西へ東へ・・・感慨深いです。
自社便で配達エリアは西は宇部のあたり、東は倉敷のあたり北は山陰方面へと広範囲です。
これから、このトラックであっちこっちにお届けにうかがいます!
寿トラックから生まれ変わった記念に、ついでに、スタッフジャンパー&夏用ポロシャツも一新しました。
トラックとおそろいのこのユニフォームを着て、ミヤカグスタッフが皆様のもとへ家具やインテリアをお届けします。
なるべく、自分で作った家具を、自分たちの手でお届けしたい。
それがミヤカグの配送に対する姿勢です。
ほかの大手の家具屋さんみたいに、配送専用のスタッフは一人もおりません。
工場で実際に作っている職人スタッフまたはお店でお客様に直接接客したコーディネーターが直接お届けに参ります。
来年は創業70周年!
これからも少数精鋭ではありますが、スタッフ一同力を合わせてミヤカグの歴史に新たなるページをどんどん刻んでいきたいと思います。
家具職人、コーディネーター、建築士…インテリアのプロ集団として唯一無二の皆様の暮らし作りにますます貢献していきたいと思います。
新しいミヤカグトラック。
背の高い家具を立てて載せれるように、幌が普通のトラックより高いのが特徴です。
目立つと思うのでどこかで見かけたら手でも振ってやってください(笑)