では急いで3つ目のヒント
「リ」メイク、「リ」サイズ、「リ」フレッシュ にいきたいと思います。
うちはオーダー家具の工場を併設しているので、
家具を作って販売しているのですが、せっかく工場があり、
家具を作って半世紀以上という超ベテランの職人もいますので、
「家具を直してほしい」というニーズにこたえて、家具の修理も積極的にやっております。
家具の修理と言えば、多いのは、丁番がこわれた、椅子の張りかえ、
さきほどのはなしのウレタン塗装のテーブルが20~30年たったら塗装がはげてくるので、
その再塗装 この3つのニーズが圧倒的に多いです。
いわゆる、壊れたものを元通りになおすリフレッシュです。
ところが、ここ数年。とても増えてきたニーズが、リサイズ、リメイクです。
この二つは家の新築やリフォームなどのお引っ越しがらみで多く発生するニーズです。
こんなことができるんだ~と知っておいていただくだけで
選択肢が増えると思うので、いくつか事例をご紹介します。
まずは、リサイズ。
そしてリメイク
リメイクで一番たくさんやっている事例は
昔の古箪笥を分割して和モダンなローボードにするというものです。
こちらはかなりの数をやらせてもらっています
こちらも箪笥の分割です。
ビフォー写真がないですが、箪笥を三分割して、
一つは娘さんのおうちに、二つはご自身の家の食器棚と色合わせしてリビングボードにさせていただきました。
そして、箪笥と言えば。
みなさん、困ってらっしゃる婚礼箪笥。
うちは長年婚礼箪笥を作ってきたメーカーですので、婚礼箪笥が邪魔者にされて捨てられてしまうのを聞くと
本当に心が痛いので、なんとか、新しいおうちでも使えるようにリメイクできたらと積極的に取り組んでおります。
4枚扉の洋服箪笥。大きすぎるということで半分の大きさにリサイズしました。
こちらはビフォー写真は撮り忘れず撮ったのにまさかの、after写真がなくて・・・
イラストですみません。
同じく4枚扉の洋服箪笥です。
マンションへの引っ越しで持ってはいけないけど、
亡くなったお母さんが気に入って一緒に選んだこのすてきな彫り模様を残して何かの形にして持っていきたい。
とのニーズでタテも横も高さもすべて変更して小さなキャビネット+飾り棚に作り変えました。
こちらはなんと洋服ダンスをテレビ台に。
とてもいい洋服箪笥でまだ十数年しか使っていないということで
お引っ越しにともないリメイクに踏み切られました。
実はまだ作業中で扉をつくっている途中でして、ガラスがまだはいってなくて完成写真が中途半端ですみません。
洋服ダンスのリメイクはお問い合わせも多く、現在も、洋服ダンスをライティングビューローにできないか?
というお話ももらっていまして図面を考えているところです。
こちらは、着物を入れるボン部分はなくして、
引き出しだけを活かしてちょっとモダンなデザインのローチェストに替えました。
このように
愛着のある家具をなんとかリメイクして使い続けれたら・・・という熱い思いに後押しされて
いろいろと知恵と工夫をしぼってやっております。
これらは、おうちをリフォームされる際にお願いされる方も多く、
おうちが出来上がるまでお預かりしてその間に作業して、リフォームが終わったおうちに再配達というパターンが多いです。
あと、リフォームといえば。キッチンです。
キッチンのリフォームと言えば。
システムキッチンを入れ替えることをふつうは思い浮かべると思いますが、
ミヤカグでは今あるものを活かしたいというニーズにお応えしております。
こちらはウレタン塗装の劣化により再塗装。
引き出しなども相応に壊れたりしているので、引き出しを組み直したり、底板を交換したり、
引き出しの桟木を取り替えたりして劣化部分を作り変えしてリフレッシュしてきれいにしました。
こちらはキッチンのメラミン扉を新しいメラミンで作り変えました。
明るい白色の木目調の印刷された扉に交換しました。
キッチンとおそろいの食器棚やトールキャビネットも一式変更し、
扉交換で対応できない部分は、現場塗装で明るい白色のキッチンに大変身です。
大きいL型+食器棚とキャビネットと大きいキッチンだったので、
システムキッチンをまるまる取り替えることを思えばずいぶん安くついたのでとても喜んでいただきました。
こちらはキッチン本体ではなく、作りつけの大型食器棚。
開き扉や引き出し前板などは無垢で作り、
引き戸や面材は天然木つき板で作り変え、
どうしてもはずれないところは木目調のシート貼りで。
いろいろな合わせ技を駆使して無垢や突き板でほとんど作り替えたので、
ずいぶんグレードアップしてすてきになりました。
以上のように、
リフォームの際に家具やキッチンなど大型のインテリアを構成する要素は、
買い替えももちろん気分一新いいのですが、
まだ使えるもの、思い入れのあるものなどはリメイク、リサイズ、リフレッシュなど
施しながら家族の歴史の一部として残していくのも
自分らしくて住み心地のいい住まいづくりの一案かなぁと思って今回、事例をご紹介させていただきました。
最後に、思い入れのあるリメイク例をもう一つだけ。
さぁ、これはなんのリメイクだと思われますか?
お客様が、不思議な形をしたプラスチックの板のようなものを
持ち込まれてきた時に、私はすぐにわかりました。
これは旧市民球場の椅子です。
私はライトスタンドではっぴきて応援していた熱い元祖カープ女子だったので、
この椅子をリメイクされた方の気持ちはとってもわかります。
ダイニングで使いたいということだったので、
今使われているチェアのデザインをお聞きして似合うようにデザインさせていただきました。
大変喜んでいただきました。
こうやって、自分のお気に入りに囲まれた生活こそが、
心地いい暮らしにつながると思います。
以上、心地よい暮らしを作るためのインテリアの3つのヒント
1「自分らしく」リノベーションしよう!
2どれだけ知っている?「自然素材」のこと。
3「リ」メイク、「リ」サイズ、「リ」フレッシュ
でした。
せっかくリフォームされるならこの機会にぜひ、自分らしいインテリアで心地よい暮らしを手に入れてくださいませ。
リメイク事例の価格や詳細など気になる方がおられましたら
HPのほうに事例を掲載しておりますのでご覧になってみてください。
すまいづくりは決めること、迷うこと、自信がないことがたくさんです。
プロの意見を聞いて安心してすすんでいくためにインテリアコーディネーターに
ご相談されたい方がおられましたらぜひお声かけくださいませ。
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————リフォームインテリアセミナー(40分)についての要約記録————
>>① 序 インテリアセミナー リフォーム前に知っておきたい心地よいインテリアの作り方
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