広島市佐伯区でオーダー家具の製造や家具の修理・リメイク、
インテリアの販売、雑貨屋の運営などを行う「ミヤカグ」。
1950年の創業当初は天満町に工場を構えていましたが、1965年に現在の場所に移転、
今では工場とショールーム、雑貨屋が並立する珍しいスタイルで営業しています。
10名いるスタッフの半分は家具職人。
中には50年以上のキャリアを持つ職人さんもいるほど腕利きが揃います。
職人さんと聞けば無口で頑固なイメージが先行しがちですが、
ミヤカグの職人さんはみんなフレンドリー。
だからこそ親子や子供達を対象にして行っている木工教室も、毎回大人気のイベントです。
「手作りの楽しさ、木という素材の良さを子供達に伝えたくて始めた木工教室ですが、
職人が丁寧に教えてくれるといつも好評いただいています」と松本さん。
また風通しがよく、新しい取り組みに対してオープンな社風も同社の特徴。
以前は婚礼箪笥を主力商品にしている時代もありましたが、
時代の流れ、消費者のニーズに合わせてより求められる営業形態へと舵を切ってきたそうです。
それから少人数のため、全員がオールマイティに動けるのもミヤカグ流。
〝接客ができる職人〟も自慢ですが、実際に家具を作ったスタッフがお客さんの家まで配送も行います。
そこで直接お客さんの生の声を聞けるというのも職人冥利に尽きるのだとか。
そんなミヤカグには昔から何十年も残る恒例行事があります。
それがお花見。お酒好きが揃っているというスタッフが家族も呼び、
和気藹々とした雰囲気で酒宴を楽しむそう。古今の良さが共存する秘訣は、こんなところにあるのかもしれません。
お客さんと1対1でゼロから作り上げていくのがオーダー家具ですが、
近年受注が増えているものがあります。それが食器棚。
既製品は世に溢れる中、使い手(主に主婦)の身長に合わせたサイズ調整や
使用する家電に合わせた使い勝手など、実に細かく製品を作り上げていきます。
「ずっと使い続けるものほど、オーダーの良さが出ます。それをもっと多くの方に知っていただければ」と松本さん。
また、家具の修理・リメイクの需要も高まりを見せているもののひとつ。
例えば昔買った婚礼箪笥を、マンションに引っ越す際に何かの形で残したいと思い、
サイズを変えたりマンションの雰囲気に合うようにしたり。
例えばおばあちゃんが使っていた古い箪笥を現代風に合うようなローボードにしたり。
どんな場合でも、そこにあるのはお客さんからの家具を大切にしたいという強い思い。
その思いに応えるためにも、職人さん達は日々研鑽を積み、
スタッフ全員が家具のプロであるという意識を持っているのだと、松本さんは話してくれました。
tomatoの編集部のみなさん
このたびはすてきな企画にお声かけいただき、ありがとうございました。
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おまけ☆☆☆★
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