毎年、年末になると家具の修理の依頼が山もりラッシュです!
一番多いダイニング椅子の張替えやテーブル再塗装は
もう今日あたりの依頼までで年内の仕上げ無理かなぁ~という状況になっております。
ご希望の方はお急ぎくださいませ。
毎日毎日、大きなものから小さなものまでいろ~んな家具がミヤカグに運ばれてきます。
どれも、持ち主さんの「直して使いたい!」とか「リメイクして用途を替えて使いたい!」
という思い入れのある家具ばかり。
そんな中、最近、お直しさせていただいた、この古い桐ダンス。
螺鈿(らでん=貝殻の内側のキラキラした部分を使って装飾する伝統工芸)の模様入り。
お客様は、模様をなくしてしまってシンプルにしてもいいかなぁといわれたんですが、
職人魂がどうしてもそれを受け入れられず
「だめだめだめー!こんな素晴らしいものは絶対に残して引き継がなくては!!
当時、こんな素晴らしい箪笥を用意してくださったご先祖にもうしわけがたたない!
これを削り取ってしまうなんてできない」と譲らず(苦笑)
結局、螺鈿の模様を残して再生することになりました。
蘇ってきたものを見てお客様はびっくり&大喜び!
二階に置く予定だったけど急きょ床の間のある和室に変更されたそうです。
当時とってもハイカラで高級だっただろうこの桐箪笥を気に入ってご用意されたご先祖様が、
きっと、空の上からご覧になって喜んでらっしゃるでしょうね^^
めでたしめでたし。
でした♪
桐たんすの洗い、再生についてよくお問い合わせをいただきますので
ついでに少し説明しておきます。
<桐たんすを洗い、再生、修理、リフォームについて>
もし、おうちや納屋に古い桐たんすがあれば、
割れていたり、虫食いがあったり、金具がなくなっていたり
かなりぼろぼろでも、、、新品同様蘇らせることができます。
桐たんすというのはそんな風にして代々使っていけるように
作ってあるのです。
仕上げはミヤカグでよく承っているのは主に二種類。
まずは、桐箪笥の昔ながらの仕上げ との粉仕上げ
桐の性質をひきだすための最も適した塗装です。
見た目は白っぽくて和室に似合う美しい仕上げで、
桐たんすと聞いて思い浮かぶのはこの仕上げだと思います。
変色した古い箪笥がこの美しい仕上げで新品のようによみがえるので
皆さん一様に驚いてくださいます。
通気性が良く中の着物を守ってくれますので、高級なお着物をしまいたいとかなら
やはり、昔の人が考えたこの仕上げが一番だと思います。
そして、もう一つのよくやる仕上げはミヤカグ得意のオイル仕上げ
普通に現代の住宅に似合うタンスとして使用される場合、こちらの仕上げを選ばれる方も多いです。
オイルの色によって、白木の色~ダークブラウンまで色が選べますので
お部屋のインテリアに応じて決めていただけます。
分割して、ローボード・テレビ台にリメイクしたりする場合も、オイル仕上げが人気です。
長めの脚をつけて北欧風チェストにしてもオシャレですよね!
お値段的なことをいうと、劣化具合でもちろん変わってきますが
割れや虫食いなどをきれいに直して再生したとしてざっくりと
幅が120cm位のタンスで、オイル塗装なら15万円、
との粉仕上げで20万円くらいでしょうか。
桐に限らず昔の箪笥、家に眠っていたらぜひご相談くださいませ。
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家具の修理再生・リフォーム。
小さなものでは丁番の取り換え、ガラスの割れの修理、ダイニングチェアの張り替えなどなど
大きなものでは桐ダンスや時代ダンスの洗い、修復、再生など。
リメイクも
婚礼箪笥のサイズ変更・用途変更
テーブル←→座卓の変更
古箪笥→ローボード
などなど
なんでもやりますので、まずはこんなとこできる~?と気軽に聞いてみてください。
~家具の修理料金参考価格一覧表~
>>椅子の修理価格表(張替え、ぐらつき、高さ変更、籐の張り替えなど)
そのほかのざっくり見積もりはお電話にてお問い合わせくださいませ。
出張見積もりは弊社近郊ならワンコイン500円にて承っております。
(無料よりもワンコインのほうが逆に気軽に頼めると好評です!)
・・・おおむね10キロ圏内くらい(大野・仁保・古市あたり)
それより遠方はプラス料金有り お問い合わせください。
★出張見積もり、お引き取り可能範囲は岩国、呉、東広島、三次あたりまで
なお、お問い合わせが多いのですが県外の方からのご依頼や
お引越し業者様などからのお客様の持ち物の修理ご依頼は基本お断りしております。
飲食店様や店舗様のイス張り替え、テーブル塗装などは可能な限りお引き受けしておりますので
お気軽にご相談くださいませ。
おまけ☆☆☆★
ミヤカグってどんなお店? 気になる項目を↓クリックしてみてください (HPに飛びます)