こんにちは。
広島一敷居の低いインテリアコーディネーター、ミヤカグの松本です。
2026年9月のパリ視察レポート、第2弾は「トレンド編」です。
旅の全体まとめはこちら。
→ 2026年パリ・インテリア視察|広島の暮らしに持ち帰りたい11のアイデア
第1弾はこちら。
→ パリ視察レポート【1】コルビュジエ編
一昨年はフィンランド、昨年はロンドン、そして今年はパリ。
3年続けてヨーロッパの展示会を生で見てきたからこそ、トレンドの移り変わりがよくわかるようになってきました。
今回は、パリ・デザインウィーク、世界最大級の見本市「メゾン・エ・オブジェ」、そして憧れの壁紙ブランド「ÉLITIS(エリティス)」のショールームで見てきたことをお届けします。
1. パリ・デザインウィーク|街じゅうが展示会場

私たちが行ったとき、パリはちょうどデザインウィークの真っ最中でした。
街のあちこちで、若手デザイナーや新進気鋭のスタジオの作品を見ることができます。
新進気鋭のデザインは、なかなかの新進気鋭(笑)
そこはありがたく、目で楽しませていただきました。
午後はインテリアショップやショールームをひたすら巡って、足が痛くなるほど歩きました。
2. メゾン・エ・オブジェで見つけた、3つのトレンド

メゾン・エ・オブジェは、世界中からインテリアとデザインが集まる、世界最大級の見本市です。
広ーーーい会場を半日歩き回って、私なりに「これ、よく見るな」と思ったことが3つありました。
① 色は、モスグリーン・ボルドー・マスタード


会場のあちこちで特に目についたのが、この3色です。
どれも鮮やかすぎる色ではなく、ちょっとくすんだ、自然を感じる色。
壁紙や、ソファやチェアそのものに使っているものもあれば、クッションや小物で差し色にしているところもありました。
日本のおうちにも、ぜひ取り入れてみたい色です。
② オーク材が「茶色い」

これもかなり目につきました。
家具の木部はオーク材が多いのですが、いわゆる明るいナチュラルオークではありません。
オークにブラウン系のオイル着色をして、木目を残しながら少し濃く、落ち着かせたものです。
日本では今「ジャパンディ」が流行っていて、明るいオークが王道。
でもパリでは、もう少し深みのある木の色が目立っていました。
③ とにかく「触りたくなる素材」


- ポコポコと立体感のある織りの布
- 左官材で塗ったテーブルの天板
- ロープを編んで作った椅子や照明
- 大理石の天板
- 洋服などの布をリサイクルして作った壁材
凹凸だったり、織りだったり、素材そのものの表情や温度感だったり。
見た瞬間に「ちょっと触ってみたい」と思わせるものが、たくさんありました。
3. ÉLITIS(エリティス)のショールーム|大きな面積で見る壁紙とファブリック

ミヤカグでは輸入壁紙の施工にも力を入れています。
中でも私は、フランスの壁紙が大好きで、よくご提案しています。
ミヤカグ店内の一部にもフランスの壁紙を貼っています!
今回いろいろなショールームに行ったのですが、中でも印象にのこったのがフランスの壁紙・ファブリックブランド「ÉLITIS」のショールーム。
なかなかお高くて、そしてめちゃくちゃ美しいブランドです。
残念ながら、中は撮影NG。
でも、普段は日本で小さなサンプル帳でしか見られない壁紙やファブリックを、こんなに大きな面積で見られる機会はなかなかありません。
しっかり目に焼き付けてきました。
やっぱり、美しいものは美しい。
写真はショーウィンドウです。
この色使いが、まさに今のインテリアの空気感。
グレー一辺倒から、世界のトレンドはブラウンに・・・・深みのある色や、ちょっと濁りのある色を重ねていく感じが増えています。
広島のおうちでは?
ÉLITISの壁紙やファブリックはじめ輸入壁紙は、ミヤカグでもご注文、施工させていただけます。
使い方は、たとえばこんな感じです。
- 壁一面のアクセントクロスに
- ベッドのヘッドボードを造作して、そこに貼る
- 襖に貼る(これは絶対かっこいい!)
- カーテンは難しくても、せめてクッションだけでも
もちろん、それなりにお値段のするものです。
でも、
「せっかくなら、人と被らないインテリアにしたい」
「ちょっと予算をかけても、素敵な空間をつくりたい」
という方には、ぜひ見ていただきたいブランドです。
4. 広島のおうちで、明日からできること
世界中からデザインが集まるメゾン・エ・オブジェ。
こう書くと、なんだかものすごく最先端で、日本の普通のおうちには関係ない世界に聞こえますよね。
でも、今回見つけた3つのトレンドは、
- 色目の強いくすみカラーを、ひとつ足す
- 木の色を、少し濃くする
- 素材感のあるものを、ひとつ入れる
実はどれも、広島の普通のおうちで明日からできることばかりです。
ミヤカグ、ここに「脱グレー宣言」
グレー一色のインテリアは、私たちコーディネーターから見ると、もう流行のピークは過ぎています。
でも、インスタで見た素敵なお部屋の影響もあって、お客様からのリクエストはまだまだ多いんです。
だからこそ、こちらから積極的に色を入れたご提案をしていきたいと思っています。
ミヤカグ、ここに「脱グレー宣言」です(笑)

パリの街を歩いていても、ドアの色ひとつとっても、みんな本当に色の使い方が上手。
もうちょっと思い切って、色を入れてみませんか?
よくあるご質問
Q. グレーのインテリアは、もう古いですか?
A. 古いということはありません。ただ、世界のトレンドはグレー一辺倒から、ブラウン系や深みのある色へ移っています。今のグレーのお部屋に、くすみカラーのクッションや、濃い色の木の家具をひとつ足すだけでも、ぐっと今っぽくなります。
Q. くすみの深いカラーは、どこから取り入れるのがおすすめですか?
A. まずはクッションやブランケット、ラグなど、小さいものからがおすすめです。慣れてきたら、壁一面だけアクセントクロスにしたり、ソファやチェアの色で取り入れたりするのも素敵です。
Q. 輸入壁紙は、一部分だけでも貼れますか?
A. はい、貼れます。壁一面だけのアクセントクロスや、ヘッドボード、襖など、小さい面積から取り入れる方も多いです。広島市内のインテリアショップでは多分一番輸入クロスのサンプル持っていると思うのでそれを見ながら一緒に選びましょう。
まとめ
パリの最先端を、広島の暮らしに合うようにアレンジする。
それが、広島一「敷居の低い」インテリアコーディネーター、あらため、広島一「トレンドに敏感な」インテリアコーディネーターのお仕事だと思っています。
- 脱グレー。くすみの深いカラーをひとつ足す
- 木の色を少し濃くする
- 触りたくなる素材をひとつ入れる
「人と被らないインテリアにしたい」
「輸入壁紙を使ってみたい」
「今の部屋を、もう少し今っぽくしたい」
という広島の方は、ぜひミヤカグへご相談ください。
パリで目に焼き付けてきた色や素材で、素敵な空間をつくらせていただきます。
続きは【3】フランス建築編です。
ベルサイユ宮殿、オペラ座ガルニエ宮、安藤忠雄のブルス・ドゥ・コメルスをお届けしています。
→ 旅の全体まとめ「広島の暮らしに持ち帰りたい11のアイデア」はこちら
◇この記事を書いた人
松本理絵|インテリアコーディネーター
広島の家具・インテリアショップ「ミヤカグ」で、家具・カーテン・照明・リフォームまで住まい全体のコーディネートを担当。
「広島一敷居の低いインテリアコーディネーター」として、気軽に相談できるインテリアショップを目指しています。
→ スタッフプロフィールはこちら
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