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材料について


無垢材てなに?

無垢材は近年とても需要が高くなってきました。特に新築やリフォームで床や腰壁などに多く使われるようになりました。

無垢材が見直された理由として、シックハウスが大きな影響を与えています。高度経済成長時期に沢山の便利な材料が開発されました。そのおかげで建築の工期は短縮され、価格も安く出来るようになりましたが、その付けがシックハウスとして、もたらされてしまいました。せっかく建てた家や学校に住めない、通えない人が沢山出てきたのです。一度シックハウスになると現在では完治するのは難しい状況です。そんな中で自然本来の素材、無垢材が見直されてきたのでしょう。

では無垢材とはどのようなものを意味するのでしょうか?

本来、無垢材は今で言う1枚板のことを指していました。いわゆる丸太を縦に製材した形です。現在では1枚板はテーブルの天板や座卓、カウンター天板等に主に使われます。
木の種類、幅、節、木目の出方で価格は大きく変わりますが、幅の広い一枚板にはなかなか出会うことは出来ません。幅が広いということはそれだけの丸太の直径が必要となります。樹齢として何百年もの歳月が必要となるのです。そのような木は手に入り難いですし、とても高価なものとなります。また、一枚板は木本来の生きているままの形ですので、真っ直ぐではありませんし、割れ、反りは必ずあると考えても良いでしょう。それゆえに好まれる木でもあります。


一枚板は手に入り難いし高額であるのと、幅が思うように取れません。そこで、幅の狭い木を幅方向に貼り合わせて、板の幅を広くする加工します。こうして出来た板の事を「剥ぎ材」と呼ばれています。
幅が狭い木といっても約120〜200ミリの幅の木を貼り合わせていきます。もちろんこの過程で使われる接着剤はF☆☆☆☆の物を使い、尚かつ2液性(強力な接着剤)のものを使用します。この加工をすることにより、思いの幅の板材を作ることが可能となりました。
また、通常貼り合せる時には木裏、木表を交互に貼っていきます。こうすることにより、反りが起こりにくくしているのです。一つ手を加えることにより、木の性質も若干制御できますし、思いの大きさを作っていくことが可能です。現在ではこの「剥ぎ板」も無垢材と呼ばれています。


それでは現在良く耳にする集成材とはどんなものなのでしょうか?

集成材とは木の幅が30mm程度のものを貼りあわせて、板にしたものを呼びます。30mm程度の幅の木でしたら、間伐材や幹が大きくならない樹木でも取れますし、製材した時の端材も利用できます。貼り方には幅方向のみに貼り合わせた集成材や縦・幅両方の方向に貼りあわせたものとがあります。多くは縦・幅両方向に貼りあわせてあります。木にはそれぞれ育った環境によって癖があります。それゆえ割れや反りなども出るものと出ないものとが出来たりしますが、この集成材は幅が30mm程度の寄せ集めですので、それぞれの木の癖が出難くなり、板として狂いの少ないものとなります。とは言っても、割れが出ることは少ないですが、反りはやはり出ます。
もう一つ注目する点はエコ素材であることです。この集成材が開発されるまでは使われることなく、捨てられていたり、又は表面材としてではなく、見えないところの芯材などに使われていた木が、板材として活用されるからです。もっとも有名なのはゴムの木です。天然ゴムを採集した後の木は今まで伐採され焼却されていました。それを集成材で板材として使えるようになったのです。現在ではあらゆる家具製品に生まれ変わっています。この集成材も現在では無垢材と呼ばれています。


大きく分けてこの3つが無垢材と呼ばれるものです。簡単に言えば板の表面から中まで天然木であるということになるでしょうか。

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突き板(天然木化粧合板)

突き板は表面材として使われます。木を0.3〜0.5ミリほどにスライスしたものを、ボードや合板に貼り、見た目無垢材のようにしているものです。
プロが見てもそれと分からないものがあるほど技術は上がっています。
これらを作っていくにも接着剤が使われますが、接着剤が体に害のないものでしたら、シックハウスの問題はありません。
ただ、現在は人により反応がかなり違いますので、敏感な人は避けたほうが良いでしょう。
突き板材の製品ですとほとんど木の動きはなく、割れ、反りの心配は必要ありません。

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メラミン化粧板(表面材)

メラミン樹脂の表面に木目や単色の柄をつけたもので、一般的には合板に貼付けて使用します。
とても硬く耐摩耗性と耐熱性にも優れているのでテーブルの表面材として多く使用されます。
水拭きも遠慮なくできます。触った感じは温もりはなく、冷たい感じです。

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ポリエステル化粧合板
     (表面材)

木目等を印刷した紙を合板に貼り、その上からポリエステルをコーティングしたものです。
表面がポリエステルで覆われているので、ある程度の強度があります。水拭きも出来ますが、衝撃には強くありません。

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プリント合板

ポリエステル化粧合板と同じですが、上からのコーティングがウレタン樹脂となります。強度的にはかなり落ちますが、安価です。

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繊維版(構造材・芯材)

一般的にはMDFともいわれ、木材や植物の繊維を高温高圧で板状に成形したものです。
MDFの上にじかに突き板などを貼ることもあります。また、塗装の仕方ではそのまま表面材として使われています。
しかしながら、水分には非常に弱いです。
通常の生活ではそうあることではありませんが、雨に濡れたりすると中のボードが膨れ上がり、強度も極端に落ちます。
乾かしたからといって、同じ状態で使うことは不可能です。塗装がされている表面は通常の水拭き程度なら大丈夫です。

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パーチクルボード
     (構造材・芯材)

木材の木端(ウッドチップ)を熱と圧力で板状に成型したものです。表面からのビスは効きますが、木口からのビスは効きません。
パーチクルボードの上に表面材を貼って使われたりします。
例えばこのパーチクルボードの上に突き板を貼れば、見た目は立派な無垢材に見えます。

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